他のスポーツと違って、ジョギングは手軽に始められるイメージがあります。シューズとウエアがあれば、はじめられるからです。しかし、実際にはじめてみるといろいろとお金がかかります。

• シューズ
• ウエア
• ランニングバッグ（トレイルバッグ）
• ランニング時計
• 大会参加費
• イベント参加費
• 移動費
• 仲間とのつきあい
• 通院代

ゴルフなどに比べるとそうでもないが、ある程度の出費は覚悟しておいたほうがよいでしょう。

例えば、ジョギング専門のシューズを購入した場合は、だいたい５０００円～１００００円程度で、走る量にもよるが、１年～２年程度でソールが削れてしまうので買い替える必要があります。

また、大会に参加するには、参加費がかかります。

１０キロマラソン　２０００円～４０００円
ハーフマラソン　　５０００円前後
フルマラソン　　　５０００円～１５０００円

また、ＧＰＳ時計と言って、スピード、カロリー、標高差、心拍数、位置情報などを測定できる時計があります。価格は、１００００円くらいから５００００円くらいします。

その他にも上記の費用がかかります。

あなたのまわりにランニングをしている人はいますか？２００７年に東京マラソンが開催されてから、ランニングはブームというより文化になりつつありますが、以外とあなたのまわりでランニングしている人は少ないはずです。

特に定期的に大会に参加している人はもっと少なくなります。その中であなたが定期的にランニングをはじめると、必ず言われることがある。

「何をめざしているの？」

私もはじめたころは、よく言われたものです。人というのは、嫉妬の塊で、他人が変わっていくことを決して喜んではくれません。家族は例外（家族からもいろいろみられますが・・）として、あなたのまわりの人は、間違いなくあなたを変わり者扱いします。

私は、ジョギングをはじめて１０年以上経ち、今となっては走ることが生業となっていますが、それでもジョギングをしていない人からは、ちょっと変わり者扱いされています。

まわりにどう思われようが、迷惑をかけていなければ自由です。しかし、あまり夢中になりすぎると、家族からも非難を浴びます。

健康やダイエットのためにはじめたジョギングですが、ほとんどのランナーは故障とつきあうことになります。

故障する原因は、下記の３つのどれかです。

1. 走り方が体に合っていない
2. 走りすぎ
3. シューズが足に合っていない

ジョギング歴５年以上で競技志向の方で、ケガをしたことがないという人は、おそらくいないでしょう。私もたびたび腸脛靭帯炎という故障にあっています。

あなたは、ジョギングをすることで、「ストレスが発散される」とよく耳にすると思いますが、ストレスがたまることもあります。以下がストレスがたまるポイントだ。

1. タイムが思ったほどのびなくなったとき
2. 走る気がないとき
3. 故障したとき
4. 走る時間がとれないとき
5. 目標を失ったとき

ストレスがたまるくらいなら、やめればいいのではと思うかもしれませんが、ある一定の時期を超えたランナーはそれが難しくなります。

あなたは、ジョギングを毎日にしている人は、毎日好んで走っていると思っているかもしれませんが、決してそんなことはありません。毎日、自分に問いかけながら走っています。

特に競技志向の方になればなるほど、これと向き合うことになります。２０１５年のマスターズ陸上で金メダルをとった、芸能人の武井壮は、毎日１時間のトレーニングをかかさないそうです。そんな彼に、ＴＶの番組で、

ＴＶスタッフ「武井さん、そんなに毎日走って、走りたくない日はないのですか？」

武井「そんなの毎日だよ。毎日走りたくないと思っているよ」

ジョギングをしている方は、この気持ちがよくわかるはずです。

１日２４時間は、人間平等に与えられたものであり、時間が余っている人などいません。忙しい合間のどこかにジョギングをする時間を作らなければなりません。

例えば、自宅から３０分のジョギングをした場合、、

着替え（５分）
ウォーミングアップ（５分）
ジョギング（３０分）
クールダウン（５分）
着替え（５分）

となり、５０分程度はかかる。場合によっては、シャワーを浴びたり、移動したりすることを考えると、１時間以上はかかります。ただ、１日のうち、無駄に過ごしている時間はけっこうあるものです。

あなたは、ジョギングをダイエット目的ではじめようと思っているかもしれませんが、そううまくいきません。運動すると、その分消費エネルギーが増すので、その分食欲が増してしまうからです。

自分へのご褒美でもあるし、走った後のビールは最高ですが、人によっては、走っている量の割には、体重がかわらない場合もあるので注意が必要です。

詳しくは、ジョギングでダイエットができないたった３つの理由をご覧いただきたい

あなたは、職場と家族以外に仲間がいますか？社会人になると新しい仲間を作るのが難しくなりますが、共通の趣味をもった仲間というのは、かけがえのない存在です。

ジョギングも同様、一緒に大会に出場したり、走ったり、食べたり、呑んだり、これが継続する秘訣でもあります。

ただし、これがときには問題になることがあります。本人は悪気はくてもちょっとした発言や行動から、仲間に不快な思いを感じさせてしまうのです。

これは、人が集まればどこの世界でも一緒だとは思いますが、せっかく楽しい時間を過ごしているのに、たいへん残念なことです。

ジョギングをはじめると世間にはいろいろなジョギングに関する団体があることがわかります。そういった団体に、積極的に参加して、自分にあった場所をぜひ見つけてください。

以上の８つです。
すでにジョギングをしている人にとっては、「ある！ある！」と思うことですが、これからジョギングをはじめる方には、参考にしてください。