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2-12.独立希望の理学療法士が作成した事業計画書(分析編1)

スポーツビジネス実践講座

あなたは、事業計画書を書いたことがありますか?
今回は、独立起業を考えている理学療法士をサポートした際に、最初に書いていただいた事業計画書をご紹介しながら、一つずつ分析していこうと思います。

事業計画書の全文は独立希望の理学療法士が作成した事業計画書の4項目をご覧ください。

1.事業内容

1-1.創業されるのは、どのような目的・動機ですか?

  • アスリートだけでなく高齢者から子どもまで幅広い方々を対象に快適なスポーツライフを送ってもらう

分析)⇒高齢者から子供までということで、ターゲット層を広げてトレーニングを一般化させたい

  • 「スポーツ選手がいるところにトレーナーがいる」そのことが当たり前になるように環境整備していく

分析)⇒アスリート周辺には、よりトレーナーが一般化するようにしたい

  • トレーナーの道を目指す後世のために「トレーナーボランティアでなくトレーナービジネス」へ。そして、トレーナーが食えるだけでなく自己実現できる環境を作る

分析)⇒トレーナーという仕事をもっと地位のある職業にしたい

3点あげていただきましたが、それぞれターゲット層が異なります。1つ目は、子供から高齢者まで。そして二つ目はいわゆる実業団や競技レベルのスポーツ選手でしょうか。そして、3つ目は、トレーナーが対象と。いわゆるほぼすべての方がターゲットになっています。

これですと、ターゲットが広すぎてしまい、起業したばかりの人がこれだけの対応をするのは現実的に難しいと考えられます。起業を考えた場合、よく陥るのが、「自分がやりたいことをやってしまう」という点です。

もちろん、やりたいことをやるのは、とても大切なことなのですが、もう少し、ニーズを考え、ターゲットを絞ったほうがよいでしょう。

 

1-2.過去にご自分で事業を経営していたことはありますか?

  • 事業を経営していたことはない

これは、省略しましょう。

1-3.この事業の経験はありますか。(お勤め先、経験年数、お持ちの資格など)

  • 学生時代に3年間、フィットネスクラブで有料パーソナルトレーニングや高校野球部・野球塾でのトレーナー活動を経験
  • 取得資格:日本体育協会公認アスレティックトレーナー・理学療法士

トレーナーとしての経験はあるようです。そしてアスレチックトレーナーと国家資格である理学療法士も取得しているということで、とても勉強熱心な方です。

1点注意していただきたいのが、経験や資格が行動を制限してしまわないかという点です。学生のころからトレーナー経験があり、高額な国家資格まで取得すると、どうしても経験や資格をどうにか活かそうとしてしまうため、幅のある仕事ができなくなってしまいがちです。

ちなみに、私は民間資格でほとんどの方が知らないジョギングインストラクターという資格を取得しかありませんし、今では、ジョギング以外の仕事もさせていただいております。

1-4.お取り扱いの商品・サービスを具体的にお書きください

  • 身体評価・動作分析の結果に基づいて、個々に応じた運動療法、スポーツ障害予防のためのアプローチを行う。
  • 特に、野球選手のコンディショニング、投球動作指導、ランナーに対するコンディショニング指導~ランニングメニュー作成などランナーを包括的にサポート。
  • アスレティックトレーナーによるチームサポート。

今までの経験を活かしてサービスを展開していこうとお考えのようです。確かに経験を活かすことはとても大切ですし、自信があるからだとは思いますが、身体評価からランニングメニュー、チームサポートとなると、これだけのサービスを展開していくには、かなり準備が必要ではないでしょうか。

2.ご予定の販売先・仕入先

2-1.販売先

  • スポーツ愛好家、市民ランナー、野球選手をターゲットする。

2-2.仕入先

  • HP作成
  • チラシ、パンフレット、看板、
  • 名刺作成
  • マッサージベッド
  • JCCA(ストレッチポール)
  • GLABshop(リアライン・コア)
  • リンドバーグ(トレーニング機器全般)

販売先に関してはある程度ターゲットを絞っているようです。仕入れ先は、ちょっと書く内容が誤っておりますね。
ここは、販売品の仕入先を記入すべき欄でした。

よっぽどコネがあれば別ですが、まったく無名の人が、物販をしていくことは準備をしっかりしていかないと在庫をかかえてしまうので、注意が必要です。

いかがでしたでしょうか。まずは、事業内容、販売先、仕入先などを分析してみました。もし、あなたが書いた場合もこれに近い内容になっていたのではないでしょうか。ここで、私が起業時に注意したことをいくつかあげてみます。

ターゲットをしぼる

最初は、いろいろとやってみたくなるものですが、最初はターゲットをしぼったほうがよいかと思います。そして、何がうまくいくかわかりませんので、いろいろと試しながら幅を広げていったほうがよいでしょう。

幅の広がりは自然にまかせる

起業すると、当初想定していなかった仕事をするようになります。私の場合は、現在、半分以上が当初想定していなかった仕事です。仕事の幅というのは、自分で新しいことにチャレンジしていくと、新しい人との出会いがあります。そうすると、自然に広がりがでてきますので、最初は小さくはじめて少しずつ広げていくことで自然に広がりがでてきます。

在庫はかかえない

起業当初は、できるだけ初期投資をおさえたほうがよいでしょう。信用がない起業当初は、小ロットでの取引はしてくれないので費用をかけて大量に仕入れるのが一般です。すでに人脈があって小ロットでの取引ができたとしても在庫をかかえるのはリスクがあるので、売れたら仕入れる契約をするなど初期投資はおさえるようにしましょう。

私は、今でも物販がほとんどおこなっておりません。

自分のやりたいこととユーザーが求めていることのバランスを考える

自分がやりたいことを仕事にすることはとても幸せなことですが、ユーザーが求めていることを提供することも大切です。そして、事業で行うわけですから、お金を得る仕組み「マネタイズ」を考えないといけません。自分でやりたいことでマネタイズすることがとても重要です。

以上となります。
続いて、独立希望の理学療法士が作成した事業計画書(分析編2)で事業資金・売上見込みなどを分析していますのでご覧ください。

あなたは、こう思っていませんか?

  • 行動しなくてはいけないのはわかっているが、失敗するかもしれないので不安だ
  • スポーツは好きで仕事にしたいが、1人だと何からはじめてよいかわからない
  • スポーツを仕事にすることが自分に向いているのかわからない

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