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3-6.アドラー心理学「勇気づけ」を学び、スポーツに活かせる5つのこと

スポーツビジネス実践講座

実力があるのに、試合で結果を出すことができない、そんな選手やチームを周りで見かけたことはないでしょうか?この場合、概ねメンタル面に問題・修正点があると推測されますが、メンタルを育成するための参考となる学問に、アドラー心理学「勇気づけ」という考え方があります。

アルフレッド・アドラーによって創造されたこの学問は、選手たちに自信を与えたり、今後チームとしてさらなる成長を促したりする上で、非常に有用です。

今回は、このアドラー心理学の「勇気づけ」から、スポーツに活かせる考え方を5つご紹介します。

1.「勇気づけ」により、自分でできるという自信を持つ

アドラー心理学「勇気づけ」の考え方では、自分で問題解決ができるという「自信」を持つことが最も重要です。

本番に弱い選手の多くは、ピンチになったときに「どうしよう」「負けてしまう」など弱気の虫が出てしまう傾向にありますが、こうした選手たちに足りていないものは自分に対する「自信」なのです。

アドラー心理学「勇気づけ」を意識して選手を指導するコーチは、「君ならできる」といったポジティブな言葉をかける以外、必要以上に手を貸してはいけません。選手自身による自己解決を目指し、物事を達成した際の自信を経験させてこそ、選手として成長をすることができるからです。

2.他人から嫌われる勇気を持つことも成長には必須

アドラー心理学「勇気づけ」では、他人から嫌われる勇気を持つことも重要です。。

日本人は古来より農耕文化・村社会を生きてきたこともあって、集団での生活をする上で他者から厭われない方法を探しがちですが、スポーツをする上で、この姿勢はあまり好ましくありません。プロスポーツ選手に、自己主張の激しい人間が多いことを見れば、これは明らかです。

仮に他者から嫌われるとしても、その事実を許容してプレーすることにより、選手としてさらに成長することができます。

3.他者と比較することに意味は無い

アドラー心理学「勇気づけ」の考え方では、他者と自分を比較しないことも重要です。

人は、事あるごとに他人と自らを比較してしまいますが、本来は人間の価値に上下などありません。スポーツにこの考えを当てはめてみれば、試合を行った際の相手も”同じ”人間なのです。

そうした局面において、相手の実力やこれまでの実績などを考えても、何のプラスにもなりません。むしろ、実績で上回る相手と戦う場合は、自らの不安要素が高まってしまい、マイナスになります。

考えるべきは自分自身のことであり、これまでの苦しいトレーニングなどを振り返って自信・勇気に変えるような心構えが必要です。

4.自分自身を好きになることで成長ができる

体が小さいから、自分はヘディングが下手であるなどといった言い訳をする選手が多いですが、アドラー心理学「勇気づけ」では自分自身を肯定することも重要です。

身長が低くても、ゴール前でのヘディング数や決定力が高い選手もいるということをしっかりと認識することで、自分自身の可能性が無限大であることを再確認でき、本番で本来の力が発揮しやすくなります。

5. 応用編:当たり前を当たり前と思わない大切さ

自分にできることが他者にもできるとは、限らないし、決してそう思ってはいけません。

アドラー心理学「勇気づけ」の考え方では、こうした他者を攻撃する可能性の行為を「勇気くじき」と呼んでいます。

人はしばしば、自分にできることは当たり前に誰でもできることである、という方程式を作りがちですが、こうした考えを是正することにより、すべてのことに対して感謝ができるようになり、より簡単に幸福感・達成感を得ることができるようになります。

チームスポーツにおいては、チームメートのメンタルを維持・管理することも重要なので、こうした考えをしっかりと選手に教育することも重要です。

6.まとめ|アドラー心理学「勇気づけ」はスポーツにも有用である

ご紹介したように、心理学はスポーツをプレー・指導する上で、有用です。特にアドラー心理学は、昨今注目を集めたため、簡単な解説書も多くあります。。心理学を学ぶ入門編としては、難しくない内容となっています。

メンタルの強い選手やチームを育成したいのであれば、アドラー心理学「勇気づけ」の考え方を1つのヒントにして、今後取り組んでみると良いかもしれません。

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